kiyosatoの謎備忘録

探索が苦手な年配夫婦二人の謎備忘録です。

ミステリーが大好き、謎解きは周遊と宿泊謎が中心です。

十人の憂鬱な容疑者【リバイバル公演】

十人の憂鬱な容疑者【リバイバル公演】

参加日 :2022/5/28

制作  :SCRAP

開催場所:リアル脱出ゲーム吉祥寺店

ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。

あなたのもとにある日、洋館への招待状が届く。
差出人の名前も書いていないが、あなたはその招待に応じないわけにはいかなかった。
そこには、身も凍るような言葉が書かれていたからだ。
「12年前のことは忘れない。来ないと殺す」と。
あなたは、びくびくしながら、招待された洋館にたどり着く。
そこには、あなたと同じ招待状を握り締めた9人の人物があなたを待っていた。
それぞれが何らかの理由で、この場所に集められたようだ。
全員が揃うと、扉はばたんと閉じる。
そして、スピーカーから声が流れる。
「今日は私の催すパーティーに来てくれて感謝する。
さて、早速だが君たちにプレゼントがある。この謎だ」
「謎を解け。1時間以内に解けなければ殺す。

※公式HPより引用

4年程前にこんなブログをアップしていました。

kiyosato-nazo.hatenablog.com

この時『みんなの足手纏いになって迷惑をかけてしまう未来しか見えないです(笑) そして「それでもいいや♪」と思えるほど鋼の心は持ち合わせていないのですよ。』と言っていたのに、とうとう「やってみたい!」と言う気持ちが勝り参加してきました。

多分、年を重ねると図太くなるんですよね(笑)

 

それでも当日は、他の方の足を引っ張ってしまったらどうしよう?と、か~なりの緊張!そして挙動不審のアラフィフが爆誕しました。

 

時間になりお店の地下に案内されます。

同時に参加された方たちは皆さんベテランぽい雰囲気がバリバリに出ています。これは心強い反面、やらかしてご迷惑をお掛けするのではないかと心配になります。

まずはGMよりゲームのルール説明があります。そこで一番笑ったのが「探索は物をひっくり返したりしなくてよい」の説明、ルーム型に参加したことが無いので「へぇ~普段はそんなに激しいんだ」と変なところでツボに入りました。

 

まずは各人にプロフィールとストーリが書かれたファイルが渡され内容を読むために3分間の時間が設けられます。この辺りはマーダーミステリーの手順と似ていますよね。

ファイルの内容は読み切れなくても大丈夫、ゲーム中いつでも見ることができます。なんなら、他の人のファイルも観ることができます。

ここがマーダーミステリーと全く違うところで、各人のファイルは全てオープン、ファイル内容については全ての人が同等に知ることが可能です。

 

さて(少ない)探索を進めて、データが色々と揃ってきます。ここで一番大切なのが情報の共有、みんなの情報をちゃんと集めないと中盤で時間を取られてしまいます。

今回はベテラン勢みなさんのおかげで割とすんなりと進められました。

 

さて、この十人の憂鬱な容疑者についてですが、脱出ゲーム(パズルゲーム)と言うよりも論理的思考ゲームだと思います。推理ゲームと言う人もいるけれどもそれともちょっと違うかな。
これがこうだからここはこう、各々のデータを出し合って論理的に整理すると物事が完結します。

自分は探索と問われた時に「自分はこうですよ」と答えるばかりで論理的部分はベテラン勢の方々がやってくれました。本当に素晴らしい!感謝しかありません。

 

そして、60分の時間終了!結果は犯人特定できず!残念!

犯人を特定するための重要なファクターは見つけていたのに、それをうまく繋げられなかった・・・・と偉そうに言っていますが自分はほぼ傍観者、ベテランさんたちにおんぶにだっこ状態でした。

あの緊迫状態で論理的思考がスラスラとできるあの方たちは本当にすごいの一言です。

 

今回、この公演に参加して思った事はマーダーミステリーのような嘘やだましあいがない所が良い!マーダーミステリーに参加して一番モヤモヤするのが全員に秘密があり、その秘密を守るために平気で嘘を並べていく・・・・ど~してもそこが好きになれないんですよね。

 

このタイプの公演の新作ができると嬉しいなと思うのと、最近スクラップが現場捜査ゲームを幾つか開催しているので、そちらの新作も期待しています。

「配信者には殺せない」がコロナで参加を見送っていたら終了していました(涙)

どこかで再演してくれないかな。