十人の憂鬱な容疑者
制作:SCRAP
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
ふと目を覚ますと、揺り椅子に座った死体があなたを見つめていた。
しかし、あなたは何の記憶も思い出せない!
不気味な屋敷、怪しげな人物たち、意味あり気なパズル──。
あなたはこの本に隠されたすべての謎を解き明かし、
物語のエンディングを迎えることができるだろうか?
2018.04.06~05.06までの一か月間、アジトオブスクラップ下北沢で「十人の憂鬱な容疑者」の再演が行われます。
何年か前この公演の開催を見た時、すごく行きたかった!行きたかったけど、諸般の事情で行けなかった・・・とてもジレンマを感じている公演です。
だってほら、10人ですよ、10人。
もし行ってしまったら、みんなの足手纏いになって迷惑をかけてしまう未来しか見えないです(笑) そして「それでもいいや♪」と思えるほど鋼の心は持ち合わせていないのですよ。
なので買ってみました本の「十人の憂鬱な容疑者」
内容は公演と違うそうですが推理要素が含まれる謎解きブックと聞けば買わずにはいられません!ポチっとしてしまいました。
何か書くとネタバレになりそうなので遊び方は公式を参照してくださいませ。
解き終わって思う事。
1.色々と細かい作業が多い
本を読んで謎を解いたらシートに書き込みして、あっちの番号見に行って・・・ひたすらこの作業が続きます。ちゃんとシート管理していないと自分が何をしていて、次にどこを見に行くかがゴチャゴチャしてきます。
2.謎が意外と重い
謎の量、質とも重いです。"解けない勢" にはかなり厳しい謎が多かったです。
3.ヒントサイトが無い
解説・解答は一切ありません。公式でも「解けるまであなたの頭脳を駆使してください」と書かれています。
4.推理要素は少なかった。
思っていたよりは推理的考え方は必要ありませんでした。ただ重要なのは「少なかった」で「無かった」ではありません。
正直、途中で嫌になって投げ出しそうになりました。
どうやって解けばいいのか分からない謎を、「見て→考え→分からん→放置」を何日も繰り返しながら、、やっと解けた時には心底嬉しかったです。
1冊で長時間遊べるのは良い点ですが、途中で積み謎になる可能性も否定できないと思います。
今回記事を書くにあたり、久しぶりに解き直しをしようかな?と思い数ページやった所でそっと本を閉じてしまったのは内緒です。