kiyosatoの謎備忘録

探索が苦手な年配夫婦二人の謎備忘録です。

ミステリーが大好き、謎解きは周遊と宿泊謎が中心です。

陰謀の摩天楼にて

陰謀の摩天楼にて

参加日 :2019/8/10

制作  :カスタムプロジェクト

開催場所:せんかわ劇場

 こちらの公演はネタバレ解禁になりました。
いつもなら一部ネタバレ内容が含まれたとても長いブログを書いていますが、今回は内容が複雑すぎて文章に起こすは不可能なため簡易な内容になっています。

今回の公演の内容が知りたい方は別の方のブログを検索してみてください。

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交渉相手はキミじゃない。
リサだ。リサ一木戸を交渉相手として指名する!

とある高層ビルのオフィスに強盗犯三人が人質を取り立てこもった。
犯人逮捕と人質奪還のた、必死に交渉しようと試みる警官たち。
しかし、犯人が背指名したのはアメリカから交渉の講師として来日していた「リサ・一木戸」だった。
「ご指名ありがとう。どこかで会ったことある?」
やがて・・・・・・人質の一人が殺害されるが強盗犯は自分たちの犯行ではないと供述し始める・・・・・・。

※カスタムプロジェクト公式HPより引用

 

夏のミステリー三昧!第二弾カスタムプロジェクトさん! 

毎年言っていますがお盆休みは「カスタムプロジェクト」です!

昨年は試合に勝って勝負に負けたので今年はスッキリと解決したい!

kiyosato-nazo.hatenablog.com

 

開演少し前にせんがわ劇場に到着です。

時間になり資料(開封不可)をいただき客席に向かいます。

座席はいつもの通り少し上の場所をゲットしました。

(この方が全体を見渡せて具合が良いのです)

 

座席に置かれているパンフレット(閲覧可)を見ると登場人物は合計12名。

その他に事件現場の周辺地図と立てこもり現場調布スカイタワーの間取りが描かれています。

まず初めにこのパンフレットの中身をできる限り覚えておきます。

これをしておくと後が楽になるんですよね。

 

開演です。

調布スカイタワーで立てこもり事件が発生します。

犯人は宝石強盗を起こしこのビルに逃げ込み、こしあんさんぶるの社員を人質に取りました。

警察は調布スカイタワーの隣の仙川ビルに対策本部を立ち上げ、犯人たちとの交渉を始めます。しかし、犯人グループのリーダー「ウィーク」は警察とは交渉をしないと言い交渉人を指定してきます。

 

その人物はネゴシエーションの研修講師としてアメリカから来日している「一木戸」です。警察は一木戸に連絡を取り対策本部に来るように伝えますが、一木戸は一向に現れません。

連絡を入れると日本の道がわかりづらいと言って、牛タン屋、お寺、駅と街中を迷子になっていました。

やっと現れた一木戸はスマホ片手にウィークと交渉を始めます。

 

人質になっているこしあんさんぶるの社員は5名、ウィークの指示により交渉中人質は 一人ずつ会議室に閉じ込めら、各会議室は防犯カメラで人質の状況が確認できるようになっています。

 

犯人は4名。

遠隔操作で警察と交渉している首謀者の「ウィーク」

ウィークとこの計画を作り唯一ウィークと連絡が取れる「サウザン」

クラッカー(ハッカー)の「ナイン」

借金がかさみ計画に参加した元公証役場公正証書を担当していた「フォウ」

 

ウィークと一木戸の交渉が始まります。

身代金を要求する犯人グループとそれを渋る警察。

そんな中、会議室に監禁されていた億田が死んでいるのが発見されます。

いったい誰が億田を殺害したのか?立てこもり犯も自分達ではないと騒ぎになります。

 

交渉が進まない中、UFOの目撃報告×2、マスコミを撤収させろと七奈を盾に要求、七奈の水晶占い、サウザンが屋上からの転落・死亡、様々な出来事が起こります。

正直もうお腹一杯です(笑)

 

この後、仁科と警察の連係プレーによりナインとフォウが逮捕されますが、事件の発端となった宝石が見つかっておらず、逮捕された二人は宝石のありかを知りませんでした。

 

警察情報が入ります。

宝石は監禁オフィスの隣「(株)丁寧接客寿司沢山」の受付カウンターより発見。

サウザンのズボンのポケットにロープ滑車が入っていた。

立てこもりビル屋上の風車にロープが巻き付いて故障していた。

 

さてここでお腹一杯になった内容を整理します。

  • ウィークは誰なのか?
  • なぜ宝石は隣のオフィスに隠されていたのか?
  • 億田を殺害したのは誰なのか?
  • サウザンの転落死は事故?殺人?
  • 殺人ならばその方法は?

 

丁寧に解説するとあと3000文字くらい必要です(笑)

ウィークは一木戸でした。

これは凄くわかりやすかったです。一木戸がずっと手にしていたスマホでウィークのセリフを発信しているんだろうなぁ~という場面が所々ありました。

そして、億田とサウザンは仲間でした。

 

億田が風邪を引いていて声が出せなかった、一木戸は日本語は話せるが読み書きができないなどの要因が重なって億田が殺害されました。

そして億田が生きているかのように偽装していたのがサウザン、そのサウザンは一木戸によって風車とロープを使って殺害(予定行動)されました。 

 

今回のカスタムさんはあまりにも情報量が多くて途中で「もういいかな?」という気分になってしまいました。

いつもなら爆笑が起こる解説部分も、今回のトリックが壮大過ぎたので口頭での説明になってしまったので、なんとなくもんにょりしてしまいました。

と言いつつ上質な謎と笑いの融合はカスタムプロジェクトさんならではです。

来年の公演も決定しているので楽しみにしています。