マスカレード・ナイト
参加日 :2021.10.21
原作 :東野圭吾
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
ある日、警察に届いた匿名の密告状。
それは、数日前に都内マンションの一室で起きた不可解な殺人事件の犯人が、12月31日にホテル・コルテシア東京で開催される年越しカウントダウン・パーティー、通称「マスカレード・ナイト」に現れる、というものだった。
大晦日当日、捜査本部に呼び出された警視庁捜査一課の破天荒な刑事・新田浩介は、かつての事件同様、潜入捜査のためホテルのフロントクラークとして働くハメに。
優秀だがいささか真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美と事件解決にあたるが、パーティーへの参加は500名、全員仮装し、その素顔を仮面で隠している。
次から次へと正体不明の怪しい人間がホテルを訪れる状況に、二人はわずかな手がかりすら掴めずにいた・・・。
刻一刻と迫りくるタイムリミット。
増え続ける容疑者。犯人の狙いは?密告者とは?残されたわずかな時間で、新田と山岸は顔も姿もわからない殺人犯の「仮面」に隠された「真実」に辿り着くことができるのか?※公式HPより引用
2019年に公開になったマスカレード・ホテルの続編です。
舞台はまたもやホテル・コルテシア東京。
そして今回も犯人の容貌も狙いも全く分からない手探りの状態でのスタートです。
映画は木村拓哉と中村アンのアルゼンチンタンゴから幕を開けます。見応えのあるダンスではあるのですが、いきなりどうした?と戸惑いが・・・でもこれも後半のあるシーンを観て「だからアルゼンチンタンゴなんだ!」と納得しました。
そう、今回も怪しい人満載です!前回の映画でもそうでしたが、このシーンいるのかな?が連発しますが、安心してください全て伏線回収されます(ビックリ!)
新田刑事は一度ホテルマンを経験しているので前回ほど破天荒な行動はとりません。そして、山岸は相変わらずお客様とめちゃくちゃからんでいます(笑)
今回、ちょっと残念だったのが犯人を追い詰めたシーンで「あぁ~あの人か」と想像がついてしまう事。映像的に仕方ないんですよね。でも、もう少し意外性があればよかったのになぁと思ってしまいました。
そして、ラスト近くのドキドキハラハラの場面、とあることに気がついてしまったので、ドキドキハラハラ感が半減してしまいました。今回の伏線はたくさんあるけれどもバレやすいです。
お薦めの観かたは、伏線をいち早くキャッチして、映画のストーリのどこにその伏線が使われるのかを当てながら観て行くです。
映画の途中から「きっとあれはここのシーンのこれの伏線」と考えながら観ていて「おぉ~当たった!」「こっちだったかぁ~」と勝手に心の中で盛り上がっていました(笑)
ちょっと邪道な観かたですが、結構楽しめました。