朗読劇 名探偵金田一耕助『本陣殺人事件』
参加日 :2022/08/12
原作 :横溝正史
制作 :回路R
開催場所:ネット配信
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
本陣の末裔であることを誇りとし、家柄の尊厳を重んじる一柳家。
その屋敷の離れで起った、血も凍る殺人事件!
真夜中にかき鳴らされる琴の音、密室、庭一面を覆う雪、三本指の男、障害の仇敵・・・
ふたりの男女を日本刀で切り刻んだ、凶悪無残な犯人は何者か?
名探偵金田一耕助が鮮烈なデビューを果たす傑作ミステリーを、横溝正史誕生百二十年に朗読劇化。昭和の雰囲気が漂うミステリー作品を上演し続けてきた回路Rが、結成十五周年記念として横溝正史の名作に挑みます。
※公式フライヤーより引用
夏のミステリー三昧、第2弾!
回路Rさんの朗読劇、金田一耕助の『本陣殺人事件』です。ドラマ・映画と何回も映像化されている金田一耕助シリーズでも人気の高い作品です。
金田一耕助のデビュー作品で密室殺人事件・・・これはもうワクワクが止まらないですよね。
生配信当日、昼は田無で「カスタムプロジェクトの遡行の記憶にて」に参加していて、4時過ぎに田無の会場を出て向かうは新宿プリンスホテル、ホテル内のカフェでピザをゲットして19時からの生配信に備えます。
パソコンを立ち上げて開始を待ちます。
生配信スタートです。会場に5本のマイクが立っていて、印象的な琴の音が流れ森本さんが壇上します。過去にあった洋琴殺人事件の概要と一柳家の住人と家屋について説明があり、その後この事件の重要人物3本指の男の話から物語が始まります。
場面により登場人物が入れ替わり、展開がスムーズに進んでいきます。本陣殺人事件はトリックがメインのお話なので朗読劇でそれが表現できるのかな?と思っていましたが、いやぁ~杞憂でした。ちゃんとトリックの状況が想像できました!すごいなぁ~。
朗読劇なので台本を持ってマイクの前でセリフを話していますが、皆さん役に合った衣装を着ていて表情も見えるので普通に演劇を観ているような気持になります。
そして、今日はパソコンで作業をしながらアーカイブを聞いていました。これがまたいい!実際の表情が見られなくてもセリフに表情や動きが乗っていて、作業の手が止まってしまうくらい聴きこんでしまいました。
そして、要所要所で入る琴の音がすごく印象的!なんとこの琴の音は回路Rの団長さんが4月から琴を習って、この生配信に臨んだそうです。凄すぎる!
詳しい裏話は団長さんがブログに書いているので是非見てみて下さい。
約2時間ほどの朗読劇ですが、すごく面白くてとっても短く感じました。生配信は終了していますが、アーカイブが観られるチケットが8月22日まで販売しています。
興味のある方は↓から購入ができます。2,200円と太っ腹価格ですよ!