kiyosatoの謎備忘録

探索が苦手な年配夫婦二人の謎備忘録です。

ミステリーが大好き、謎解きは周遊と宿泊謎が中心です。

朗読劇 女神の六重奏

朗読劇 女神の六重奏

参加日 :2022/09/06

制作  :池袋ストリーム

脚本  :こまつみえ

開催場所:オンライン配信

ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。

生演奏で彩るミステリ朗読劇、新しいシャーロックホームズ 

ある日、探偵シャーロック・ホームズのもとに、スコットランドヤードのレストレード警部がとある事件の相談にやってきた。
なんでも、ロンドンで立て続けに"石膏像が壊される"事件が起こっていると言うのだ。
それは一見なんてことない「馬鹿げた事件」のように思えたが、どうやら特定の石膏像だけが狙われているらしい。
ターゲットにされているのは、オリバー・ヘルダーという若き芸術家が作り出した「聖母の女神像」。
ホームズはその奇々怪々な事件に興味を示し、助手で元軍医のジョン・ワトソンと共に捜査にあたるが、そこにはいつも側にいるはずの自称ホームズの助手の伯爵令嬢メアリー・リーズベットの姿はなかった。

その理由と、石膏像の事件、そしてその裏で潜めく「過去の事件の犯人」と1人のスコットランドヤード
それぞれの出来事が導き出すものは果たして一つの真実なのか?それとも・・・?

本作はコナン・ドイル原作の「シャーロック・ホームズ」のとあるお話にオリジナルのストーリーを加えた物語になっております。
ホームズがお好きな方も、もちろん初めてご覧になる方にも楽しめる声優陣と生演奏によるミステリ朗読劇。
その迫力を是非、劇場でお楽しみください!

※公式より引用

回路R公式Twitterで森本さんがご出演される「女神の六重奏」の情報が流れてきました。朗読劇!それもシャーロックホームズ!?と聞いたら観てみたくなりますよね。

気が付いた時にはすでに公演は終了していましたが、アーカイブ配信のチケットが販売されていたのでポチっと、本日視聴しました。

 

ベースになっているのは「シャーロック・ホームズの帰還」より「六つのナポレオン」です。

それでは視聴スタートです。

オープニングからよくわからない人物の登場、原作には出て来ない人物なので「オリジナル」の部分なのかな?後で調べてみたら「英国探偵と伯爵令嬢の華麗なる戯曲」でシリーズ化している朗読劇のようですね。

 

舞台には生演奏の奏者と、その後ろのスクリーンにはアニメーションが流れています。手前にはマイクスタンドが7本あり声優の方たちが入れ替わりながら物語が進んでいきます。そう、今回は声優の方たちの朗読劇でした。

 

物語りのメインになる石膏像がナポレオンから聖母の女神像に変更されていますね。これは・・・・原作のアレを見つける事件の他に、どんな犯罪が追加されるのかすご~く分かりやすい。夫と「多分アレがアレだよね」と話しながら観ていました。

 

おぉ!森本さん発見!執事と手下の二役でした。さすが森本さん、声に重みがあります。そうなんですよね、声優さんたちの朗読劇なので俳優の方の朗読劇とはやはり「声」が違います。あくまで好みの問題ですが、今回の朗読劇、私には「声」が軽く感じてしまいました。

 

内容について

石膏像がなぜ連続で壊されるのか?ホームズは早々にその理由を見つけて対応をして行きます。原作ではあっさりアレからアレが発見されますが、こちらのストーリーでは意外な場所からアレが見つかります。そう、オリジナルストーリーの部分です。やはり「アレがアレでした」石膏像、美しい女性、と言ったらもう定番ですよね。

 

オリジナルストーリーが半分くらい入っているのかな?上手にオリジナルを入れ込んでいて、ストーリー全体は上手くまとまっています(途中で声優さんならではのお遊びがあって面白かったです)

原作を知っている自分でも新鮮な気持ちで面白く観られました。

ただ、台本を持ってマイクに向かっている姿はアフレコをしているようにしか見えませんでした。なんでだろう?回路Rさんの朗読劇で感じたこのない感覚でした。

 

初めは人間関係が見えなくて??となっていましたが、途中から人物が把握できたのでより面白く鑑賞できました。12日までアーカイブの観賞ができるので次は音だけ視聴してみたいと思います。