kiyosatoの謎備忘録

探索が苦手な年配夫婦二人の謎備忘録です。

ミステリーが大好き、謎解きは周遊と宿泊謎が中心です。

鏡中影

鏡中影

参加日 :2021/3/6

制作  :G-フォレスタ

開催場所:旧グッゲンハイム邸

ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。

​「長生きしたほうに全財産を譲る」という先代の遺言に端を発し、四十余年、家族ぐるみ対立を続ける双生児の健作と康造。
自らの余命が幾ばくもないことを知った健作は、どちらが先立っても不利にならない契約を交わそうとするが‥‥‥。
十数億の財産の相続をめぐって起きた第一の殺人!
不安をかきたてる前奏曲か、ふいにおとずれ消えた客の正体は‥‥?
意表をつくトリックと強烈なサスペンス、江戸川乱歩の本格推理の決定版!

​※2020年8月、旧グッゲンハイム邸は別人宅(ライオンス邸)だったことが分かりました。
​オープニングトークでは、ここで撮影された映画「スパイの妻」にも触れる予定です。

※公式HPより引用

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 前回、行きたくて仕方なかったけれども諦めたグッゲンハイム邸でのミステリ劇場。同じグッゲンハイム邸で洋館ミステリ劇場を開催すると聞きつけて予約を取りました。

いつもは新幹線での移動ですが、今回は移動時間の短縮を優先して飛行機で神戸に向かいます。(スカイマーク往復で17,000円以下は安い!)

 

塩屋の駅を出て線路沿いに徒歩5分、小さな踏切を渡るとグッゲンハイム邸が目の前に現れました。

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はぁ~♡素敵な洋館です。

中に入って開演を待ちます。今回は通常開催人数の7割での開催でした。

 

まず初めに構成・演出の丸尾さんが登場して、グッゲンハイム邸で撮影された「スパイの妻」裏話と、現在グッゲンハイム邸と呼ばれているこの館は実は別の人の邸宅で、グッゲンハイム氏はすぐ近くの旧竹内邸に住んでいた事が昨年の6月に判明したと言うお話がありました。

丸尾さんの洋館に対する知識と愛情は素晴らしく、話を聞いていてとても楽しいです。正直、丸尾さんの洋館にまつわるお話を聞くのも洋館ミステリに参加する動機の一つになっているんですよね。

 

ミステリの開演です。

一癖も二癖もある人物たちが登場、初めは登場人物リストを見比べながら人間関係を頭に叩き込んでいきます。

ふ~、次から次へと情報が出てきて頭がプチパニック状態です。そして最初の殺人事件が起きます。ここからG-フォレスタさんお得意の邸内を移動しながら物語が進んでいきます。この導線が本当に素晴らしい!物語を途切れさせることなく、違和感なく話が進んでいきます。

そして、大小様々な事件が起こり推理タイム(10分)に突入です。

 

今回はとある理由から動機から犯人を確定して行きました。おそらくあの人はアレが理由で今回の殺人事件を起こしたのではないか?推理時間が10分しかないので、思いついたことを書き綴ります。

 

タイムアップ!

 

解答用紙が回収されて解決編が始まります。

おぉー!犯人正解!!でも他の部分のピントがずれています(汗) 全ての事象が解決編でスッキリと収まってめちゃくちゃ気持ちが良かったぁ。

この解決編、18:00の回だったらめちゃくちゃ見ごたえがあっただろうな~と思い、オンライン配信(18:00)も購入してしまいました!予想通り最高でしたよ!!

 

解決編終了後、俳優の方から「今回の最優秀賞は(我が家の苗字)さんです!」と発表が!・・・・夫と私どちらなのか分からず二人でお互いを見ながら戸惑っていると「△△△さんです!」私でした!!嬉しいー!今回犯人を当てたのは7名だったそうです。

G-フォレスタさん特製Tシャツと6月公演のペアチケットをいただきました!

ありがとうございました(#^^#)

 

G-フォレスタさんの公演は丸尾さんがすべての解答に目を通して最優秀賞と特別賞を選定します。丸尾さんの凄いところは犯人を間違えても解答内容が丸尾さんの心にヒットすると特別賞をいただけるんです。

初めて参加した「汚名をそそぐ」の時に犯人を外しましたが特別賞の羊羹の「ようかんミステリ」をいただけてすごく嬉しかったんですよね。

 

次回は6月の本公演「乱歩の嘘」です。楽しみ~!