kiyosatoの謎備忘録

探索が苦手な年配夫婦二人の謎備忘録です。

ミステリーが大好き、謎解きは周遊と宿泊謎が中心です。

双子島神楽歌 ~ハルカゲカグラウタ~

双子島神楽歌 ~ハルカゲカグラウタ~

参加日 :2019/09/06

制作  :RABBITHOLE

開催場所:ミステリースペース Rabbithole

ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。

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太平洋沖に浮かぶ巫汰児列島(ふたごれっとう)の主島である二つの島、「陽島(はるしま)」と「陰島(かげしま)」。
通称「双子島」と呼ばれるこの島で、七年に一度、四月の頭に行われるという珍しい神事の翌朝、巫汰児神社の社殿で、宮司である両儀尊流(りょうぎたける)と、地元有力者の舟護正造(ふなもりしょうぞう)、二名の遺体が発見された。
そこに現れた、奇祭マニアで私立探偵の須藤崇法(すどうたかのり)は、島の神事を見学するつもりが、日付を一日まちがえて、今朝の船で島にやってきたらしい。
須藤は、隣の陽島の駐在所に連絡を入れ、警官の到着を待つ間、神事に参加した人たちに話を聞くことにした……。

※RABBITHOLE公式HPより引用

以前から興味のあったマーダーミステリー。

ずっと二の足を踏んでいましたが勇気を振り絞って参加してきました!(頑張ったよ私!)

 

マーダーミステリーとは、ゲームに参加した人たちが各登場人物となり、殺人事件の犯人を特定する(犯人は逃げ切る)ゲームです。

もしかしたら自分が犯人になるかもしれない・・・犯人ではないのに疑いをかけられ身の潔白を証明しなければならない状況に追い込まれるかもしれない・・・。

説明文を読むと人狼ゲームにちょっと似た感じがしますが、マーダーミステリーにはストーリがあり、参加者はストーリーの中の一人になりきってゲームを進めなければいけません。

即興劇の中で状況判断しながら犯人当てをしているようなイメージです。

 

今まで興味はあったけれど「初めてお会いする方たちと上手くコミュニケーションが取れる? 」「若い人たちのノリについて行ける?」などなど心配事が多すぎて、参加するまでには至ってませんでした。

しかし、今回新しくマーダーミステリー専門のお店がオープンすると聞いた時、何故かこれだったら行っても大丈夫かも?と感じたので自分の直感を信じ速攻予約を入れました。

 

当日、雑居ビルの4階までヒーフー言いながら上り入り口を入ると、雰囲気のあるオシャレな空間が広がっていました。

テーブルの上にはゲームに使う資料や小道具がすでに用意されていました。

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※本日掲載している写真はSNSやブログOKの許可がおりています。

時間になり参加者がすべて揃うとゲームマスター(以下GM)からルール説明がされ、登場人物の詳細が書かれたファイルがランダムに配られます。

 

さて、私に割り当てられたファイルは・・・・・

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えぇー!?探偵!?もうね、戸惑いしかありません。

だって探偵と言ったらこのゲームの全体の流れを見ながら犯人をあぶりだす役でしょ?

イヤイヤそんなの無理だから(笑)

あまりの狼狽振りにGMから「大丈夫です私がちゃんとサポートします」と力強い助言をいただきました(でも不安・・・)

 

ゲームスタートです。

まずは探偵須藤のセリフの朗読から始まり、その後に他の参加者の事件当時の状況確認を順にしていきます。

まだこの段階では全く何が起こっているのかもさっぱりわからないので、みんなで協力してあるものを手に入れていきます。

状況が段々と明らかになっていくと数人の怪しい行動をしていた人が割り出されます。

怪しい行動をしている人に対して探偵が尋問をするより早く、絶対に犯人ではなさそうな役割の人が、それはそれは半端ない追及を仕掛け始めます(笑)

これ幸いと探偵も一緒になって尋問を開始すると殺人事件とは関係のない「とある事」を白状しました(驚愕!)

この辺りで前半戦終了!いったん休憩が入りました。

・・・・休憩中・・・・

さて後半戦スタート、怪しい行動の人に対する追及は更に過酷を極めますが、追及対象者はしどろもどろになりつつも、なかなか有益な情報を出してきません。

あと数分でゲーム終了・・・誰が犯人なの!?このままでは犯人が逃げてしまう!

そんな時とある役の人から爆弾発言が!えぇー!!どういうこと!?

ここでタイムアップ!

この後、各々参加者が犯人が誰かを考えその答えをGMに報告していきます。

自分は最後の爆弾発言によりあの人が犯人と指摘しました。

 

結果・・・・犯人確保に成功!

そしてエンディングになり、探偵役の自分が事件が何故どうやって起きたのか、その背景などを読み上げていきます。

読みながら「あぁ~そう言う事だったのね」と理解をしたへっぽこ探偵です。

 

ゲーム終了後に参加者たちでゲームについて話しをして、重要な秘め事を持った役の方、第三者的立場の役の方、犯人の役の方、それぞれの感想が聞けました。

個人的には「重要な秘め事を持った役」をやってみたかったですね。

「一生に一回しかできない」ゲームなのでなんであの役引けなかったかなぁ・・・とちょっとモンニョリしましたがとても楽しめました。

 

ちなみに残り数分で爆弾発言をした役は夫でした。

何であのタイミングで?と後で聞いてみたら「残り時間気にしてなかった」そうです。

天然ほど恐ろしいものは無いとつくづく感じました(笑)