kiyosatoの謎備忘録

探索が苦手な年配夫婦二人の謎備忘録です。

ミステリーが大好き、謎解きは周遊と宿泊謎が中心です。

朝比奈省吾の事件簿10 紅蓮眼姫殺人事件

朝比奈省吾の事件簿10 紅蓮眼姫殺人事件

参加日 :2019/08/31~9/1

制作  :キミトジャグジー

開催場所:水戸プラザホテル

ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。

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明治、大正、昭和、平成、令和。どれだけ新しい時代になっても、説明の出来ない事象はこの世に存在する。
盗まれたのは“目が合うと死ぬ”という『紅蓮眼』を持つ女の片目。
警視庁は国の要人の依頼で彼女を保護。そして、内部の「天才と呼ばれる者達」を集め特殊任務班EERAを結成する。
紅蓮眼の力が真実であれ嘘であれ、もう片一方の眼球も狙われているかもしれない…。

不可解な事に『紅蓮眼』が盗まれた直後から、警視庁では不審死が相次いでいた。
拭えぬ不安を抱えながら、舞台は水戸プラザホテルへと移行する。
天才達に囲まれた紅蓮眼姫。
この夜、彼女の目の前に現れたのは朝比奈祥悟という男。
彼もまた、「天才」と呼ばれる私立探偵だった。
事件簿シリーズ10年目を彩る、紅蓮の炎のような謎     
この謎、鋭意捜査中…。

悲しき容疑者達は、全員正義を背負う者。紅き瞳の闇を討て!

キミトジャグジー公式HPより引用

夏のミステリー三昧!最終の第五弾は初参加のキミトジャグジーさんの参加型ミステリーです。

以前から気になっていた公演なんですが・・・フライヤーの印象でなんとなぁ~く中二病全開?と勘違いをして避けていました(汗)

まず先に言っておきます!骨太ミステリーのちゃんとした公演でした!

 

開催された会場は「水戸の迎賓館」と言われている水戸プラザホテルです。

いや~よくホテル内を周回する(歩き回る)イベントを許可したなと思えるような素敵なホテルでした。

 

この公演は「状況・証言・犯人の名前等」のブログへの書き込みは一切禁止です。

なので読んでいる方は?よくわからない?となると思いますがご容赦くださいませ。

 

意気揚々とホテルに向かいチェックインを済ませると、早々にお~!と思う事がありました。凄い・・・このイベント本気だ・・・。

 

18:00からディナー&事件編のスタートです。

事件編が始まりちょっとしたいざこざが起こります。

とりあえずディナーを食べるため、みんな席に着き食事をいただきます。

こちらのディナーは味量ともに大満足!美味しかった~♪

(右下は翌日の朝食です。和食を選択して正解!)

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食事が落ち着いたころに、先ほどのいざこざの続きの延長戦が始まり・・・

そして事件が起こります。

関係者は全員ホテル内に散らばり、参加者は関係者を探して事件の証言を取りに行かなければなりません。

 

いや~これが意外と大変でした。

まず、" 探索雑魚 " を遺憾なく発揮しオロオロ・ウロウロ。

最後は探偵助手さんに助けてもらいました。

22:00まで証言や物証を集めたら自室にて推理を組み立てていきます。

今回一番悩んだのが「説明の出来ない事象はこの世に存在する。」これをこのまま生かすかどうか。

初めて参加する団体さんなのでどっち寄りの考えなのかが分からず。悩みに悩んでこっち寄りの考えで提出しました。

結果どっち寄りだったかは・・・秘密です(ぜひ参加して確認してみて下さい)

 

回答の提出期限は翌10:00。

時間があるようでまったく無い!夫と2人で一晩中考えていました。

翌日、回答を提出したら解決編の上演です。

犯人正解!やった!でもその他の部分は全く足りておらず撃沈です。

 

ところで、こちらの公演ですが開始前にディナーの会場に入った時に驚きました。

あちらこちらのミステリーイベントで名を馳せている有名人ばかり参加していて、まるで探偵たちの同窓会みたいになっています。

なので当たり前のように、その有名人の方達が上位に入賞していました。

 

そうそう、チェックイン早々におぉ~!と思う出来事がありましたが、その他にも公演全体において参加者に没入感を味わってもらうための仕掛けがいっぱいでした。何しろ小道具が凝っていて凄い!

ただ、自分から動いて行かないと何も情報が手に入らないので、ガツガツいかないと置いてけぼりを食らいます。

(わざと役者さんを怒らせるような尋問をして何かを引き出そうとしている女性がいましたが、正直見ていて気分の良いものではありませんでした。)

何をすればいいのか分からなければ、探偵の助手さんが助けてくれるので、そこは安心して大丈夫です。

 

とっても楽しいイベントでしたが、参加者の半数以上がお知り合い同士での参加みたいになっていて、そこはちょっとだけ違和感を覚えてしまいました。

ただ、公演の内容は濃厚で骨太のガチミステリーなのでミステリー好きならば一度は参加してみる価値ありですよ!