みかんの部屋
参加日 :2018/4/14
制作 :フーダニット
開催場所:タワーホール船堀小劇場
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
作/ロベール・トマ
訳/米村 あきら
演出・構成/松坂 晴恵
パリのホテルの一室「みかんの部屋」で 起こる様々な悲喜劇。
全六話からなるオムニバス形式のミステリです。
ミステリ劇専門の劇団フーダニットさん。
失礼ながらフーダニットさんを存じ上げていなかったのですが、とある方のHPで紹介されているのを見て俄然興味が出て速攻で予約を取りました。
13時開演で間に休憩15分を挟んでの上演です。
休憩の入る演劇は歌舞伎以外に経験が無かったので新鮮でした。
なんと休憩に紅茶と菓子のサービスがあるんですよ。
さて「みかんの部屋」の話しです。
パリ17区にある小さなホテル「オテル・ド・フリュイ」このホテルは部屋ごとにフルーツの名前がつけられていて、27号室はみかんがモチーフの「みかんの部屋」です。
その部屋に訪れる人々のショートショートです。
第一話、初っ端から意外性のあるパンチの効いたストーリです。
第二話、定番のストーリーかと思えば最後にそうなる?!
第三話、これは笑いました。キャラがいい。
休憩タイム
第四話、何を言っているのか全然わかりませんでした(笑)でも面白い。
第五話、これは切ない・・・。
第六話、途中で「へっ?」となり、最後に「なるほど~」となります。
フロア付きのホテルマンとメイドが全体のストーリーに絡んできます。
そしてこちらにも波乱万丈な・・・。
いや~面白かったです。
どのストーリーも一癖も二癖もあって最後までワクワクしました。
しかし27号室「みかんの部屋」はトラブルが多すぎ!私は絶対に泊まりたくない部屋です(笑)
この劇のために作ってもらったパンだそうです。
ちゃんとホテルの名前が入っています。
手前:パンオフリュイ
奥:オレンジショコラ
どちらもオレンジが効いた美味しいパンでした。