有栖川有栖ミステリー倶楽部 英国庭園の謎
参加日 :2023/03/30
制作 :大阪よみうり文化センター 学ント
講師 :有栖川有栖
出演者 :PT企画
開催場所:オンデマンド配信
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
のどかで美しい英国式庭園で催された宝探しゲーム。
その最中、主催者である資産家が殺害された。
残されたのは宝のありかを示す暗号と死の謎……。よみうりカルチャーOSAKAのオリジナル人気講座「有栖川有栖ミステリー倶楽部」待望の第2弾は、「国名シリーズ」の中でも暗号解読の面白さが際立つ名作「英国庭園の謎」。
有栖川作品の上演実績豊富な劇団P・T企画によるミステリー劇、作家本人による作品解説と古今東西の本格ミステリーに関するミニ講義で構成する受講者参加型の講座です。「問題編」と「解決編」の2部構成で幕間には有栖川先生からの「受講者への挑戦」もお楽しみ頂けます。推理に必要な「英国庭園の地図」と「宝探しの暗号」の付録(PDF版)もあります。あなたの推理で名探偵・火村英生に挑戦してください!公式HPより引用
初回のオンデマンド配信から1年「第2弾の配信が決定しました!」とのアナウンスがあったのが昨年の9月でした。それから申し込みが始まったのが今年1月の末、そしてやっと、やっと!配信になりました(パチパチ!)
今回も「問題編」と「解決編」の二部構成になっています。推理に必要な「英国庭園の地図」と「宝探しの暗号」がダウンロードできるのでそれを見ながら視聴します。
まずは「問題編」のスタートです。
まず初めに有栖川先生の「この小説を書いたときの裏話」からスタートです。こういった裏話を聞くチャンスはほとんどありませんよね。なぜ「英国」にしたのか・・・とても興味深かったです。
本編「問題編」のスタートです。
宝探しゲーム中に資産家が殺害されます。ゲームに参加人たちは資産家から宝のありかを記した暗号を渡されていました。
この暗号が難しい!色々とやってみてもそれらしい言葉がまったく出てきません。でも大丈夫、視聴しているとちゃんと解けるようになっています。
そう、このミステリーは暗号を解くのがメインではありません。「暗号を解いた結果で犯人を特定する」がメインとなります。
ゲームに参加人たちから事情聴取を行いゲーム中どこで何をしていたかが明らかになります。それを聞いた火村は犯人が分かったようです。
ここで「問題編」の終了です。
「解答編」を見る前に夫と犯人特定をして行きます。実は、私は本を読んでいるので犯人が誰だかを知っています。しかし、犯人を特定できる論理的な解答がね・・・・(汗)
夫は本を読んでいないので更のままで問題にチャレンジしていました。かなり悪戦苦闘して犯人は特定していましたが、やはり犯人特定までの理由が・・・。
この辺りで「解答編見る?」となりました(諦めたとも言う)
「解決編」スタートです。
火村が犯人を特定した経緯を段階を踏んで説明していきます。あぁ~そうそう!そうだよね!自分もアレをして暗号を解いているよ~(笑)
言われればそれしか犯人を特定する方法はないと分かるのに、論理的に説明しようとするとなんでできないんだろう(悲…)
解決編の後に有栖川先生のミステリーについてのお話があります。これが面白かった!オーソドックスな「アレ」や島田荘司先生の本の「アレ」についてなど6つほど紹介されています。最後に紹介された本の中身をちょろっと見せてくれましたが、まったく分からない!興味が湧いて検索をかけたら・・・!とても高価な本でとても手が出ませんでした。
まずは島田荘司先生の「アレ」が載った本を読み返してみようと思います。
6/26まで購入が可能です。購入後は何回でも見直しができますので興味のある方は是非!