kiyosatoの謎備忘録

探索が苦手な年配夫婦二人の謎備忘録です。

ミステリーが大好き、謎解きは周遊と宿泊謎が中心です。

切り裂きジャックを待ちながら 2022

切り裂きジャックを待ちながら

参加日 :2022/11/5

制作  :PT企画

開催場所:世界館

ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。

「助けて! お金を用意してくれないと私、きっと殺されます!」
本番を迎えようとしていた劇団に不穏な動画が届いた。
その中に映っていたのは、悲壮な顔で叫ぶ看板女優。
彼女は本番当日になっても、ついに劇場に現れなかった。
相談を受けた火村英生は、相棒の有栖川や船曳警部と共に劇場を訪れる。
交錯する劇団員達の人間関係。突如現れる遺体。
そしてそれらを覆う美しい舞台美術や照明。
この華麗なる殺人事件に、火村は如何に挑むのか?

※公式HPより引用

 

一年振りのPT企画さんのリアル公演、今回もJR東海の日帰り切符「ずらし旅 日帰り1day 大阪 首都圏発 20,900円」を利用しました。この切符だと世界館の最寄りの弁天町駅まで乗れるのでとっても便利です。

 

開場時間ちょうどに世界館に到着、受付でPT企画さんのポイントカードを出します。今回で5つスタンプがたまったので次回の公演を招待してもらえるそうです。嬉し~!今回は物販も再開していて、日常が少しずつ戻ってきているのが嬉しいです。

席は空いている好きな場所を選べます。少し離れた全体が見渡せる席に着席。ワクワクしながら開演を待ちます。

今回も英都大学犯罪社会学、火村英生准教授の『フィールドワーク』に課外授業として参加していて問題編終了後『犯罪社会学捜査レポート』を提出します。

 

それでは開演です。

 

看板女優の鴻野摩利が誘拐され「お金を用意しないと殺される!」と訴える動画が劇団に届きます。いたずらととらえる人、本当に誘拐されているととらえる人、意見が分かれている中、演出助手に依頼されて劇場に足を運ぶ火村と有栖。

鴻野摩利が現れないままゲネプロが始まり背後の幕が開いた時・・・遺体が現れます。混乱の中その遺体が行方不明になっていた鴻野摩利である事が確認されます。摩利を誘拐・殺害したのはいったい誰なのか?

 

問題編の終了です。

 

犯人はあの人、さてそれをどうやって証明するか・・・・問題編のアレやコレを思い出しながらレポートを記入していきますが、しかしコレジャナイ感が拭えません。もやもやしたまま時間になりレポート提出です。

 

解答編のスタートです。

犯人正解!ただ犯人を特定するための要件が全く足りていません。アレもコレも抜けていて単位取得ならず(涙) 今回、単位を取られた方が18名!みなさんすごい!

 

小休憩を挟んで本日2つ目のお楽しみ「有栖川先生のトークショー」が始まりました。

前半は有栖川先生の原作「切り裂きジャックを待ちながら」についての裏話や、その他の作品の事もいろいろと話されていて、なんと途中飛び入りゲストも!先生のお話が面白くて何度も笑いが出ていました。

 

後半は船曳警部役のことぶきさんがMCになって、有栖川先生と火村役のオオサワさん、有栖役の白木原さんを交えてのQ&A方式のトークショーです。こちらも本当に面白かった。特にオオサワさんのTwitterに上がっていた「流れ弾」の話はめちゃくちゃ面白かったです。

 

前回はコロナの影響で少ない観客数での公演でしたが、今回はたくさんの観客がいる中での公演でした。観客が多いと演劇に対しての反応が大きいので、劇場全体の熱量が上がるような気がします。

 

今回、オンデマンド配信が11/18(金)〜12/18(日)まであります。会場には行けなかったけれども、火村先生の『フィールドワーク』課外授業を観てみたい方はぜひ申し込んでみて下さいね。