ステップスタンダード
制作:粒幸久
発行:トーホクウィステリア
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
小謎6問、中謎3問、大謎1問のスタンダードな構成の定番謎解き問題を4セット収録した同人誌です。
全ての問題にwebで確認できるヒントを用意しており、謎解き初心者のステップアップに適した一冊を目指して作りました。
2017年春のナゾガクで購入しました。
私たち夫婦は公演にあまり参加しないのでスタンダードと言われる謎解きをあまりしたことがありません。
良く参加する周遊謎は小謎を拾う→大謎のパターンが多く、小謎→中謎→大謎ってどんな感じだろうと思い購入してみました。
(最近は「まんせい堂奇譚」のような中謎があるパターンも増えてきましたね)
この冊子は初心者も対象にしてあるので、まったく謎に触れたことが無い方でも、練習問題から始められ、詰まってもヒントサイトが用意されている親切設計になっています。
そしてお値段500円とお財布に優しい所も魅力のひとつです。
さて実際に解いてみての感想です。
STEP1(小謎) 周遊謎でもよく見かけるタイプの謎が6問 "解けない勢" でも少し考えれば答えが導き出せます。
STEP2(中謎) ここで早々に「ふむ?」となりました(笑)、あることに注目する(気が付く)のが中謎のセオリーなのですが、そのパターンをよく分かっていなかったので「さて何しましょうかね?」状態です。それに気が付いた時には「なるほどこういう事ね!」とちょっとテンションアップです(笑)
STEP3(大謎) 中謎でなんとなぁ~く要領を掴み始めたので、「これ」と「これ」と「これ」をこねくり回せばいいのかな?と・・・なるほどそう言う事ですか!
ここまでで第一章が終了します。
私たちは計って無かったので正確には分かりませんが、結構時間がかかっていました。クラスタさんたちはこれを20分~30分で解くのか・・・60分公演なら確かにそれぐらいの速度が求められそうですね。
そしてこのパターンが第四章まで続き、すべて解き終わると最終問題へ。
これが正直ちっとも分からなかった。
問題はシンプル、だからこそ解き進めるための取っ掛かりを見つけないと、ただ途方に暮れるだけで何もできません。
あーだこーだしていたら夫が閃いた!(夫えらい!)
それを元に解き進めたらキーワードが出てきたので、サイトにアクセスして最終解答を入力します。
正解です!(パチパチ!)
"解けない勢" のテキスト学習としてかなり優秀な冊子ではないでしょうか。
"謎解き初心者のステップアップに適した一冊を目指して作りました" の言葉に偽りはないねと夫と話していました。
"解けない勢" のお仲間さんにお勧めです、見かけたら即ゲットですよ。