科捜研の女ー劇場版ー
参加日 :2021/10/10
制作 :「科捜研の女ー劇場版ー」製作委員会
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
世界同時多発不審死事件、発生。
なぜ、科学者だけが、殺されるのか?榊マリコをはじめとする“科捜研”のスペシャリストたち、捜査一課の土門啓二、解剖医の風丘教授らがスクリーンを舞台に挑むのは<世界同時多発不審死事件>。
京都を皮切りに世界中に拡がる死の連鎖。
シリーズ史上最難関のの事件、現代最新科学では絶対に解き明かせないトリックを操る<史上最強の敵>。
スクリーンに散りばめられた謎を解かなければ、死の連鎖は止められない。
究極の決断を迫られた榊マリコが最後にとった行動とは――いま、衝撃の“最終実験”が、はじまる。
※公式HPより引用
テレビドラマで20年以上続いている「科捜研の女」。
スタート当時の榊マリコは元気溌剌!押しの強さで周りを巻き込み翻弄する女性でしたが、年齢が上がると共に押しの強さはそのまま、軽いボケをかます落ち着いたマイペースな女性に変わりました。
大好きなドラマでシーズン1から全て観ています。
そんな科捜研の女が満を持してスクリーンデビューです(パチパチ!)
観ないと言う選択肢はありません!お得意のレイトショーで観に行こうと思っていたのですが、なんとレイトショーの設定がありませんでした。
考えてみたら「科捜研の女」のファン層って高齢ですよね(自分も含めて)レイトショーの需要は低いか・・・上映している時間帯はお昼の1回のみ、なかなかハードルが高いです。週末時間を作って観に行ってきました。
今回は、通称「ダイエット菌」と呼ばれる腸内細菌に関わる、世界同時多発不審死のお話です。佐々木蔵之介さんが演じる加賀野亘が何しろ怪しい「自分悪いことしてますよ!」オーラが半端ないです(笑)。
今回の映画の見どころをまとめると
1、科捜研の女のファンのための映画
卒業していった俳優たちが出演していて懐かしくなりました。マリコの元夫の倉橋拓也(渡辺いっけい)はファーストシーズン以来の出演、そう言えばマリコさん離婚していたんですよね。
2、究極の決断を迫られたマリコさんがとった行動がすごい。
この行動の前振りで「ある事件」に遭います。マリコさんは解決策を知っているのにも関わらず、それを行わず最悪の事態へと突き進んでいきます。なぜ?と思っていたら最後の行動に驚きました!そうそう!土地柄あの施設がありますよね(笑)
3.佐々木蔵之介はやっぱり凄かった。
マッドサイエンティストのような雰囲気をまといつつも、科学者としてのプライドや倫理観を芯に持っている難しい役を見事にこなしていました。
4、某役柄が世間を騒がせた方に酷似していた。
某研究員の役をやっている方が「〇〇〇〇細胞」の某女史にイメージがそっくりなんですよ。髪型とかも似せているし・・・・スタッフの方に真偽を確かめたくなりました。
科捜研の女のファンでなくても十分に楽しめる内容です、ファンでしたら120%楽しめます!
あるサイトでは2時間ドラマのような内容と酷評されていましたが、それのどこが悪いのでしょう?映画は娯楽です。楽しければいいのです。