黒に咲く華
制作:きまぐれボックス
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
『愛しき妻よ、君のためにこの本を残す』
僕は、廃墟となった曾祖父母の家らしい場所を訪れた。
”らしい”というのは、この家のことをつい先日知ったからだ。
曾祖母がまだ女学生だった頃、両家の反対を押し切り結婚したが、曾祖父は若くして結核を患い、曾祖母も追うように結核で亡くなったらしく、埋葬だけ行い、家は今の今までそのままだったとか。
そんな話を聞きこの場所を訪れた僕は、曾祖父の部屋でこの本を見つけた。どうやら、曾祖父から曾祖母へあてたもののようだ。
ぼくは、曾祖母に代わり、、本の紐をゆっくりとほどいた。
2017秋のナゾガクで購入したきまぐれボックスさん制作の持ち帰り謎です。
想定時間30分なのと和風の雰囲気に惹かれ購入しました。
まずは小謎を解いていきます。
この中で一番苦手なのが<三>の問題、ちゃんと順に考えれば解けるのに毎回途中で「あぁー!!」となってやり直しになるので夫に丸投げしました(笑)
<七>は親切!出てきたものが何か迷わないように(?)きちんと曖昧さ回避がされています。
そして<八>これも自分で調べなくても資料を提示してくれると言う親切設計!
きっと、きまぐれボックスさんは天使なんだと思う。
小謎を解き終わってさて次は何をする?
あぁ~!こういう事!
作業中…作業中…
そして出来上がった物を眺めて二人で固まります(笑)
どういうこと?
そして夫が気が付いた!「これってあれじゃない?」
なるほど!それに従ってとあるキーワードを導き出します。
そのキーワードに従い…コソコソ…無事にある物を見つけました!
きまぐれボックスさんのサイトにアクセスして解答を入力するとエピローグが開きました。
切ないな・・・曾祖父の優しさが切ないです。
「僕」がこの本を見つけてくれて良かった。
アラフィフ世代にはジーンとしてしまう物語でした。
謎解きにかかった時間は解けない勢の二人で30分。
ライトではあるけれども「おっ!」や「なるほど~!」をちゃんと押さえていて、謎を解いていて楽しかったです。
家にあるきまぐれぼっくさんの謎は「しあわせギフト」を残すのみです。
こちらはかなり手強そうなのでじっくり腰を据えて取り組みますよ!