仮面山荘殺人事件
参加日 :2019/10/4
開催場所:サンシャイン劇場
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
製薬会社社長の森崎伸彦が所有する山荘。
交通事故で亡くなった社長の娘・朋美を偲ぶため、
婚約者の樫間高之、従妹の篠雪絵など、8人の男女が集まってくる。
そこへ、逃亡中の銀行強盗が侵入!
外部との接触を断たれた8人は、何度も脱出を試みるが、
ことごとく失敗に終わる。
恐怖と緊張が張り詰める中、ついに1人が殺されてしまう。
しかし、現場の状況から考えて、犯人は銀行強盗ではありえなかった。
残された7人は極限状況の中、犯人探しを開始する……。※公式HPより引用
東野圭吾さん原作の舞台です。
8,200円とチケット代が高いので観に行くかちょっとだけ悩みましたが、やはりポチっとしてしまいました(笑)
原作は未読なのでどんなお話なのかとっても楽しみでした。
製薬会社社長の山荘に交通事故で亡くなった社長の娘・朋美を偲ぶため、婚約者の樫間高之、従妹の篠雪絵など、8人の男女が集まってきます。
和気あいあいとした空気の中、招待された客人の一人が「智美は自殺などしない!殺されたのではないのか?」と言い出します。
不穏な空気が流れる中、見回りの警官が「この近くで銀行強盗があり、犯人が逃走しています。戸締りにお気を付けください」と伝えにきました。
これはもうフラグが立っていますよね(笑)
そして案の定、強盗犯が押し入ってきます。
しかしこの強盗達は何かがおかしい・・・仲間が来るのをこの山荘で待つと・・・
舞台が切り替わり婚約者の樫間と朋美の出会いに遡ります。
バレリーナとして将来を嘱望されていた朋美が無茶な運転をして交通事故を起こし、大事な足を怪我してしまいます。
その交通事故の相手が樫間でした。
怪我をして絶望した朋美を励ましに通う樫間に段々と惹かれる朋美、そして二人は付き合うようになります。
そしてまた舞台は切り替わり現在の山荘へ。
強盗犯がいる山荘内は緊迫した空気に包まれています。
そして事件が起こります。
誰があの人を殺害したのか?、強盗犯の真の目的は何なのか?、朋美の交通事故は人為的なものだったのか?
これは本当に東野圭吾らしいストーリーでした。
原作が未読で本当に良かった。
人間は誰しもその場に合った仮面をかぶって生活しています。
その下の表情は・・・。
舞台最後にすべての仮面が剥がれ、すべての疑問が解決します。
小説ではどのような展開になっているのかとっても気になりました。
舞台の記憶が薄れる前に本を読んでみようと思います。