朗読劇 サンペドロの虎
参加日 :2022/04/08~05/08
制作 :回路R
開催場所:オンライン配信
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。
パーティーで親しくなったガルシア青年に招待され、ウィステリア荘に泊まったエクルズ氏。
ところが翌朝起きてみると、屋敷の住人全員が消えてしまっていた。
やがて1マイル離れた場所で死体となって発見されるガルシア青年。
しかし、彼が殺された時刻、確かに彼から声をかけられたと、エクルズ氏は言う。
この事件の奥には、悪魔のような独裁者、サンペドロの虎が潜んでいた。
シャーロック・ホームズとベインズ警部の探偵対決が始まる!※公式HPより引用
ミステリー専門劇団 回路Rさんの有料オンライン配信 第6弾です!(パチパチ!)定期的にオンライン配信をしていただけるのはとっても嬉しいですね。
今回はシャーロックホームズの「サンペドロの虎」です。
シャーロックホームズは小学生の時に図書室で借りて読んでいましたが、すでに何を読んだのか記憶があいまいになっています(汗)
さてサンペドロの虎の内容です。開始早々パニックに陥った一人の紳士(エクルズ)がシャーロックホームズのもとに現れます。「とても奇妙な、不愉快な経験をした」と訴えるエクルズ。
ホームズがエクルズから経緯を聞こうとしていた矢先、ベイスン警部が現れエクルズに対して「ガルシアが殺害された」と伝え参考人としてエクルズを警察に連行しようとします。
そこに待ったをかけたのがホームズ、今ここで話を聞きましょうとベイスン警部に提案し、エクルズが昨夜あった「とても奇妙な、不愉快な経験」を話し始めます。
その結果、ホームズとベイスン警部はガルシア殺害事件を共同で捜査することにしました。
さて、ガルシアを殺害したのは誰?エクルズが体験した「とても奇妙で不愉快な経験」とは一体何だったのか?
今回はホームズの快刀乱麻な活躍を楽しむ!と言う感じではなく、どちらかと言うとベイスン警部の抜け目のない地味な捜査や手法が印象に残るお話でした。
話がそこそこ入り組んでおり、初めて視聴した時はコレがこうだからこうなったの?と頭の回転がのんびりしているアラフィフは軽く?な感じでしたが、2回目に視聴した時はベースになる人間関係が頭に入っているので、色々な諸事情がすんなりと頭の中に入ってきました。
回路Rさんの朗読劇は俳優さんが役になり切った衣装や小道具を使って収録されているので、それを見るのも楽しみの一つになっています。
ホームズ役の林さんは場面によって衣装チェンジもされています。ベイス警部は女性が演じていますが、まったりとした話し方と小道具で違和感なくベイスン警部になっています。個人的には日下部さん演じるバーネットの小道具(と言っていいのかな?)の使い方が好きです。
しかし、最後に復讐を遂げたあの方「えぇー!そうなんだ!」となりました。あの方のことはノーチェックでした。