映画 ブラック・ショーマン
参加日 :2025/10/13
開催場所:MOVIX亀有
原作 :東野圭吾
ネタバレはありません。
雰囲気バレNGな方はブラウザーをそっと閉じることをお勧めいたします。

コロナウイルス流行後、観光客が遠のき、かつての活気を失ってしまった町で、多くの教え子に慕われていた元中学校教師・神尾英一が何者かに殺害される。
父の訃報を受け、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世が、実家のある町に帰ってくる。
父はなぜ殺されなければならなかったのか。真実を知りたいと願う真世の前に、元マジシャンの叔父・神尾武史が現れる。
かつてラスベガスで名を馳せた武史は、卓越したマジックの腕前とメンタリスト級の観察眼、誘導尋問を武器に、真世とともに事件の謎に挑む。※公式HPより引用
原作のブラック。ショーマンは未読です。
ただ、東野圭吾さんが本作を執筆したきっかけが、福山雅治さんの「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉だったと言うのは聞きかじっていたので、どんなダークヒーローになっているんだろうと楽しみにしていました。
映画開始から華やかなマジックシーンが展開され思わず見入ってしまいます。
そして場面が変わり結婚式場でのシーン、神尾真世と中条健太が結婚式の打ち合わせをしているところに父の神尾栄一が殺害されたと連絡が入ります。
電車を乗り継ぎ真世の生まれ故郷である町に戻ります。その町はコロナウイルス蔓延以降、活気を失っていましたが、その町出身の釘宮の漫画「電脳ラビリンス」の大ヒットを受けて町おこしをしようと画策しています。
この町で教師をしていて多くの教え子から慕われていたはずの父がなぜ殺されなければならなかったのかその理由が知りたいと願う真世の前に元マジシャンの叔父・神尾武史が現れます。
初めは真世が事件に首を突っ込むのを反対していた武史ですが、真世の本気を見てバディとして一緒に犯人捜しをします。
映画を見ての感想です。
とても狭い社会の狭い人間関係の中での殺人事件、殺害された元教師は人から恨まれるような人ではないのになぜ殺されたのか?
狭い町が故の暗黙のルールもあり元同級生も色々と裏事情を抱えています。話が進むにつれて何となく「あの子」がキーマンなんだろうな、そしてきっと「あの件」が絡んでいそうだなと思いながら観ていました。
犯人が誰だか確定した後に武史がその犯人を炙り出す手法がなかなか大掛かりで意外性がありました。
軽い疑問、あのイリュージョンの下準備は武史が一人でしたの?助手がいなければあのタイミングであれがあれするのは難しいよね・・・・でも、映画として観るにはとても面白かったです。
福山さんのダークヒーローについては「警察相手に手癖が悪い」「人を平気でだます」「ある意味冷酷」なんですが人の好さが透けて見える感じがしてダークヒーローという感じではありませんでした。
最後は真世の悩みが解決するようにお膳立てをしてくれる心優しい叔父さんでした。
原作未読で観たおかげで新鮮な驚きもありとても楽しめました。福山さんのコイン捌きが驚くほど上手だったのでかなり練習されたんだろうなと変なところに注目して鑑賞してしまいました(笑)