神と天使と僕らの手紙
参加日 :2017/11/25
制作 :Another Vision
この周遊は公式にて解説(ネタバレ)がされています
そのため今日の記事には大量のネタバレが含まれます。
そしてとても長いです。
NGな方はそっとブラウザーと閉じる事をお勧めします。
この解説を見るだけでも、とても良い周遊だったのが伝わると思いますので、ぜひ解説を見て雰囲気を味わってみてください。
駒場祭周遊企画第1弾
『神と天使と僕らの手紙』
あなたの願い、届けます──
謎クラさん達だけではなく、今夜はナゾトレで一般にもその名前が浸透したAnother Vision(通称アナビ)、とても素晴らしい謎解き公演を開催されいると評判です。
しかし我が家は人数固定の公演は、他の参加者に迷惑を掛けてしまうかもしてないので参加していません。
ただ、漏れ聞こえる良い評判を聞くたびに「一度はアナビの謎に触れてみたい!」そう思っていました。
去年の夏にお台場で開催された「みんなの夢大陸」は最大のチャンスでしたが、都合がつかず行けずじまい・・・来年に期待しよう・・・と思っていたら、東大駒場祭で周遊謎を開催するとアナウンスが!もう嬉しくて、嬉しくて。
当日はワクワクしながら駅に降り立ち、賑やかな駒場キャンパスを周遊謎受付のテントに進みます。
受付を済ませると手紙、冊子、マップが入った袋を渡されます。
まずはchapter1と書かれた冊子を読み周遊スタートです。
chapter1
文通していた彼女からもう連絡は取れないと突然告げられる。
一度でいい、会って話がしたいと手紙を出したが、返事は来なかった。
諦めきれずに、ありったけの想いを込めて手紙を書いたが、勇気が出ずに机の奥にしまい込んでしまった。
そして何年かの月日が過ぎ、偶然その手紙を見つけ彼女に対する気持ちと伝えられなかった後悔が湧き上がる。
「駒場祭に舞い降りる天使に手紙を託すと、神様に届けてくれるんだって」
わずかな希望を抱いて、駒場祭へ足を運んだ。
すごく要約すると、渡せなかった想いを込めた手紙を天使に託して神様経由で今どこにいるか分からない彼女に手紙を渡してもらうと言うストーリーです。
まずはマップの ♠ の場所に行き謎を解いていきます。
マップを見ながらキャンパス内を移動していると「あぁー!」と言いながら女の子が駆け寄ってきます。
「??なに??誰??」
よく見ると友人の子のRちゃんです!ビックリ!以前「因習の村」の公演でも偶然会いましたが、まさか駒場祭で遭遇するとは!
本当に世間は広いようで狭い(笑)
Rちゃんと分かれて ♠ の場所へ行き謎を解きます。
この謎は序盤と言う事もあり、かなりライトな謎でした。
謎を解くと天使のいる場所が分かるので次はそこに向かいます。
chapter2
天使発見!手紙を託すと天使は飛び立ちましたがすぐに戻ってきてしまいます。
「神様に会うための通行証」をどこかで落としたらしい。
さて次は謎では無く、天使の証言を元に通行証を落とした場所へ向かい、ある人物に話しかけ通行証を見つけるミッションです。
これは目標になる分かりやすい建物があったので、あまり苦労せずにたどり着けました。
そこにいる人に話しかけ無事に天使が落とした通行書をもらい、急いで天使のもとに戻ります。
chapter3
天使に通行書を渡すと手紙を神様のところに届けてくれ、そして神様からの返事を持ってきてくれました。
神様は「手紙は受け取ったが、願いを叶える資格があるか人物か確かめる」と試練を課せられます。
絵や文字が印刷された見るからに謎々しい紙「願いの紙」を渡され、先程渡した手紙を戻されます。
この時、願いの紙を眺めていて「あること」に気が付いてしまいましたが、取りあえず無かった事にして ♣ にある謎を解きに行きます。
この謎は先程よりちょっとレベルアップしましたが "解けない勢" の私たちが詰まることなく解ける難易度でした。
そして、試練を突破するための合言葉を導き出すのですが、これが良く分からない。
ふむ~と悩んでいると近くにいた天使が助けてくれました(本当に天使だった!)
これはアナビの他の公演のポスターを利用する、なかなか面白い謎でした。
chapter4
天使に合言葉を伝えると神様から「この世の誰にでも届けられるポスト」に手紙を投函すればよいと返事がきます。
「願いの紙」を「ポストの性質を作る→82円切手を作る→消印を作る」の順に折り紙をしていくとポストの場所へ行くための文章が現れます。
始めポストの性質の意味が分からず、ちょっと詰まりましたが夫が気がつきました(夫えらい!)
「星向かい三日月の裏見ろ」
マップの★の場所に向かうと「今夜はミカヅキ?」と書かれたボードを持つ怪しい人がいます。
おそるそる話しかけて裏を見せてもらうと「しずくをハートに変えろ」との指示が書かれています。
しずくと言えばchapter3の問題番号が「しずく」そして今折った「願いの紙」にも同じ色のしずくがあったので合わせていくと「あか、あお、うえ、マる」の文字が出てきます。
これをchapter1の最終問題に当てはめると文章が出くるので、マップで位置を確認すると緑の丸が該当します。
この時、私はその場所が最終目的地だと思っていたので、とある事から「緑の丸が最終目的地?」と違和感を感じていました。
chapter5
緑の丸に着くと天使が白いポストを抱えて立っていました。
早速、手紙をポストに投函します・・・がしかしすぐに戻されてしまいます。
天使は「手紙に足りない箇所はない」「ポストはしっかり動いている」と言った。 けれど、「このポストでは、手紙は彼女に届かない」らしい
彼女に手紙を届けるために考えます。
夫はすでにある事に気が付いていました。
「この世」で作った「願いの紙」、これを「あの世」で折り直すと「あかい手紙の裏見ろ」と出てきました。
「青まる にいけ」
あぁ~やっぱり!
願いの紙を渡されて眺めている時、赤い手紙のイラストの裏にこの文字を見つけてしまい、最終目的地はそこなのかも?思っていたんです。
最終目的地に早く着くのが目標では無く、この周遊謎を楽しみたい!が目標だったので、その件はマルっと忘れた事にして順番に謎を解いていましたが、やっぱりそこだったか。
epilogue
青の丸のところに行くと黒いポスト、あの世に手紙を送るポストを抱えた天使がいます。
ゆっくりと手紙をポストに投函し目を閉じます。
イチョウの封緘が貼られた手紙が届きました、彼女からの手紙です。
手紙を読んで心がムギューと鷲掴みにされました。
今まで解いた各chapterには彼女と主人公の思い出エピソードが書かれていました。
周遊をしながらそれを読み進めていくと、カミテガミの世界にどんどん引き込まれていきます。
それ故に、この最後の手紙には心を揺さぶられました。
天使をはじめ、キャストの子はみんな一所懸命で可愛い、ストーリー&謎もキレイで本当に満足のいく周遊でした。
(なので大人の荒業でちょっとだけ応援させてもらいました)
そして、周遊中は見ませんでしたが「ヒントサイトがすごい!」と聞いたので見てみたら、本当にすごかった!ここまで凝るってすごいな・・・(感動!)
この周遊は1年生が主体となって作成したと聞きました。
恐るべし!アナビはこの先も安泰です!
今回の周遊は第一弾と表記があったので次回作すごい期待して待っています。